この記事で解決できるお悩み
・マンションを高く売りたい
・マンションを売りたいけど、損をしたくない
・不動産の知識が全くなくて不安
・物件を売るときの注意点は?
このような悩みを抱えている人のための記事を書きました。この記事を読んで、物件を売るときの注意点や知識を身につけましょう。そして、マンションを少しでも高く売りましょう!
マンションを少しでも高く売りたい場合は、焦らないことが大切です。
相場よりも高く売るということは、その分売れにくいということでもあります。しかし売れないからといって、焦って値引きをしてはいけません。通常よりも長めのスケジュールを想定して、心に余裕をもたせておきしょう。
一般的に物件を売り出す時期としては春と秋がおすすめとされています。転居者が多い時期で需要が高まるからです。そのことも意識しておきましょう。
マンションを少しでも高く売るための3ステップ
1.不動産会社選びに力を入れる
マンションを少しでも高く売るために最も重要なことは、不動産会社選びです。選ぶうえでのポイントをいくつか紹介いたします。
できるだけ多くの会社に査定をしてもう
まずはできるだけ多くの会社に査定をしてもらい比較をしてみましょう。そうすることで相場が見えてきます。
また、最安値や最高値も把握することが出来ます。なるべく正確な査定結果を知るためにも大切なことです。
このとき、最高値だからという理由だけで決めてしまうのは危険なため気をつけましょう。高い査定額を提示してくる会社は、契約をしてもらうために言っていることがほとんどです。
実際はその金額で売れないため、すぐに値下げをして結局相場の値段になります。最高値に惑わされないようにしましょう。
マンションが得意な会社か、売りたいエリアに精通しているかどうか
会社によって得意な物件のタイプがあったりします。成約が極端に偏っている会社もあるため、過去の実績があるかどうかなどの調査もしっかりしておきましょう。
その会社がどこのエリア(地域)に精通しているかの調査も大切です。すべての不動産会社が、日本全国に精通しているわけではありません。自分の売りたいマンションのエリアに精通している会社を見つけましょう。
営業マンの人柄で見抜く
信頼できる会社であるかを見極めることも大切です。いくつか判断するポイントを紹介します。
・物件のいいところだけでなく、短所も教えてくれる
・なぜその査定額になったのかをしっかりと説明してくれる
・マンションの売却実績が豊富か
・担当の営業マンの対応がよく、連絡がスムーズにとれる
上記で判断すると良いでしょう。特に短所を教えてくれるということは大切です。優良会社であればマンションを売るデメリットや物件の欠陥などのマイナスの部分を包み隠さず教えてくれます。
また、そういったマイナス面がわかっている会社であれば、改善の方法もわかっているため、相場以上の高値で売れる可能性があります。マイナス面を自分から聞くのもありです。
シンプルではありますが営業マンの対応が良く、連絡がスムーズというのも大切です。担当の営業マンには大きな財産を任せることになるため、しっかりとしているか、人柄を見抜きましょう。
契約は専任媒介か専属専任媒介にしよう
物件を売る際に不動産会社と結ぶ契約のことを媒介契約といいます。媒介契約には、一般媒介、専任媒介、専属専任媒介の3つがあります。
マンションを高く売りたいのなら、専任媒介か専属専任媒介にしましょう。一般媒介にしてしまうと、ほかの会社とも契約できるため、営業マンが後回しにすることがあります。
反対に専任媒介か専属専任媒介であれば、売却が成立すると確実に仲介手数料が入るため、営業マンも熱心に売り込みをしてくれます。また、会社によって買取保証などの特典が付くこともあるのでおすすめです。
2.売り出す際に気を付けるべきこと
会社を決めて、媒介契約をしたら早速売り出す条件を決めていきます。その際に気を付けるポイントを紹介します。
値引きを想定した価格設定
早く売るためには適切な価格設定をすることが大切ですが、高く売るためには少し高い価格設定をすることが大切になります。マンション売買での値引きは日常茶飯事です。そのため、自分が本当に売りたい価格よりも少し高く設定しておく必要があります。
もしも、値引きなしで売れたらラッキー、値引きしても満足といった価格設定を目指しましょう。会社に相談しながら決めていきましょう。
部屋は徹底的にきれいにしよう
内覧の前に部屋の掃除を徹底しましょう。高く売りたいのであれば、ハウスクリーニングも検討しましょう。
せっかく興味を持ってきてくれたお客様に部屋がきれいでないという理由でがっかりされてはもったいないです。逆にとてもきれいであれば、少し価格が高くても納得してくれることもあります。
買主が不安になりそうなポイントがあれば、事前に修繕しておきましょう。不動産会社に相談して、リフォームが必要か、ハウスクリーニングが必要かどうかの検討をしましょう。リフォームをしなくても売れるケースもあるので慎重に決めましょう。
掲載の写真をこだわる
買主は、不動産会社の出す募集広告をみて物件を決めていきます。その際、買主が一番注目するのは写真です。
自分が買うときのことを思い浮かべてみてください。写真をよく見ていませんか?そのため、写真写りと写真の数は重要になってきます。掲載前に、写真をチェックさせてもらいましょう。色々な角度からの写真があると買主もわかりやすく、興味を持ってくれるでしょう。
良く見せたい気持ちはわかりますが、現実とかけ離れている写真は内覧の際にがっかりされてしまうため気をつけましょう。
3.売却後の対策
マンションが売れたら、税金の対策をする必要があります。せっかく高く売れたのに、ここを怠ってしまったらもったいないですよ。
3000万円特別控除
不動産の売却で利益がでると、所得税と住民税がかかります。不動産の売却で出た利益のことを譲渡所得といいます。譲渡所得がでても3000万円までは税金がかからないというものが、3000万円特別控除というものです。
この特別控除を適用することが出来れば、大幅な節税になります。気になる方は適用条件やしくみなど、調べてみてください。詳しく解説してくれているサイトがたくさんあります。
まとめ
1.不動産会社選びに力を入れる
2.売り出す際に気を付けるべきこと
3.売却後の対策
以上がマンションを少しでも高く売るための3ステップになります。簡単に要点だけをまとめさせていただきました。
最低限こちらの内容に気を付けていただければ、損をすることは無くなるかと思います。少しでも高く売りたい方は、一つ一つ実践していってみてください。
基本であるため、上記には記載していませんが、担当の営業マンや買主とは丁寧に接しましょう。
人間の部分がしっかりしていれば、担当者も頑張ってくれるはずです。逆の立場になって考えてみましょう。自分が営業するなら、態度の悪い売主よりも、丁寧な売主のために頑張りたくはありませんか?
買主側もそうです。丁寧な対応をしてくれる人の方が信頼できるし、買いたくなりますよね。まずは丁寧に接することを忘れずに、それから上記のポイントを実践していきましょう。
みなさんのマンションが少しでも高く売れることを祈っています。